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マンション×リノベーション

建築地:神奈川県川崎市
構造:鉄骨造
面積:88.8㎡

築約15年のマンションリノベーション。
ご家族構成:30代男性の一人暮らし。

LDKをなるべく広く使いやすい空間にしたいというのが1番のご要望で、現況はL型のキッチンが設置されており、それをペニンシュラ型の対面式キッチンにどのように変更するかが今回のリノベーションのポイントでした。また、全体的な空間のイメージとしては、インダストリアル的なデザインにしたいというご希望を頂きました。

そこでご提案としましては、リビングとキッチンに接して配置されていたユニットバスを一回り小さいサイズに変更することで、リビング側とキッチン側を広げ空間にゆとりを持たせました。特に効果があったのがキッチン側で、スペースが確保された結果、L型キッチンから2400㎜のペニンシュラ型キッチンを設置することができました。またリノベーション後、冷蔵庫が設置されている箇所は、元々洗面室に続く扉が設けらていましたが、この部分は割り切って扉を中止することで、カップボード(食器棚)スペースを確保しています。

キッチンはお施主様がご希望されたステンレスキッチン(サンワカンパニー:グラッド45)を設置し、コンロ横の壁や食器棚の壁にはタイルを貼りました。キッチンは天井は木、床はグレーのヘキサ柄のフロアタイル(サンゲツ)と、素材の量としては少し多めな印象ではありますが、それぞれの素材が良い感じにマッチしてお施主様ご要望のインダストリアルな空間を演出出来たのではないかと思います。

LDKの床には床暖が入っているために釘を使わない上貼り用のフロアをご提案しておりますが、リビングやダイニング、廊下などメインとなるところはウォルナット柄をご提案しております。お施主様手配の家具ともマッチして全体的に大人な空間に仕上がりました。

洗面はミラーキャビは既存をそのまま活かし、ミラーより下はカウンタータイプの造作洗面化粧台でご提案をしております。ここにもポイントでタイルを貼ることでホテルライクな洗面室となっております。トイレはTOTOのタンクレストイレ、ネオレストをご提案しております。(洗面室、トイレ共に、床はサンゲツのフロアタイル)

玄関から続く廊下の壁にはヘリンボーン柄の壁紙をご提案致しました。実際に目地のところで凹凸があり、見た目や触った感触もクロスだと感じさせない商品となっております。

 

当初ご要望頂いていたように全体的にインダストリアルな大人な空間に仕上げることができ、お施主様にも大変喜んで頂きました。

私たちもそんなお住まいを創ることができ、嬉しい限りです。

これからもリノベーションを通してen繋ぎして参ります:)